うつ状態は脳内の①セロトニン、②ノルアドレナリンの低下による症状と言われる
①セロトニンはトリプトファン(アミノ酸)から作られる入眠物質
セロトニン合成には補酵素(ビタミンB6、C)と日光が必要
②ノルアドレナリンはチロシン(アミノ酸)から作られる
ノルアドレナリン合成には補酵素(ビタミンB6、B12、C、葉酸、銅)が必要
ビタミンB6が不足するとL-グルタミン酸からGABA、L-ドーパからドーパミン、5-HTPからセロトニンの経路の反応が阻害される
<不眠症対策>
①セロトニン、ナイアシンの原料となるトリプトファンを多く含む食品(卵、チーズ、肉、ナッツ、そば、牛乳(ヨーグルト)、納豆、バナナ)を摂取
②ビタミンB6とC
③ナイアシン
④朝の散歩:セロトニン合成のため
<即実践>
毎日卵3個食べるだけでも効果があります
<補足>
隠れ認知症と呼ばれる高齢者のうつ状態はアセチルコリン低下でうつ状態が引き起こされる
タバコにはニコチン酸が含まれナイアシンと同様に脳へ作用する
急な禁煙は脳のナイアシン不足によるうつ状態や不眠に注意