不安症、恐れには

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不安、焦燥、何も手につかない、悩みすぎるという感情は脳の扁桃体の興奮によって起こる

扁桃体の興奮はストレスを受けることから起こる。

ストレスは生きていく上で無くなることはない、(どんなにストレスを除いていっても、重力も体にはストレスである、地球上にいる以上ストレスフリーとはならない)

つまりストレスと付き合う、受け流す、逆に利用するなどの対処法があり、ストレス自体へ意識を向けるより抗ストレスを整えることが重要

ストレスを受け続け放置すると扁桃体の興奮も通り過ぎ萎縮しうつ病に進む。

扁桃体が興奮すると起こる身体的サイン:交感神経優位にする、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンを分泌する、呼吸を浅くする、頻脈、血圧上昇、不眠、怖がり

逆に扁桃体が壊れると、無感情、恐怖喪失、異常性欲、異食、虐待、育児放棄

扁桃体の興奮を抑える機能:オキシトシンやGABAは扁桃体の興奮を抑えてくれる。瞑想も抑えてくれる。理性つまり言語化したり、書き出したりすることも扁桃体の興奮を抑えてくれる

過度な不安や恐れが起きた時の対処法
1:言語化、文字にして理性を働かせる
2:瞑想し呼吸を整える
3:オキシトシンを増やす行動をする:会話、スキンシップ、他者貢献(思いやり)
4:GABAを増やす

GABAは脳内伝達物質でタンパク質⇨Lグルタミン酸⇨GABAが合成される。 途中の反応にはナイアシンやビタミンB6が必要
高タンパク食、ビタミンB、ナイアシンを十分に摂取しましょう。

GABAは集中力と関係しています。

オキシトシン:幸せホルモンの一つ
9個のアミノ酸からなる:システインを含む食品を摂取しましょう:ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、芽キャベツ、ふすま、赤唐辛子
オキシトシンはエストロゲンにより分泌が増強されます、つまり生理前の女性の精神不安(イライラ、不安など)はエストロゲン低下⇨オキシトシン低下⇨扁桃体興奮というメカニズムが考えられる。
オキシトシンはセロトニン分泌を増強させるので、とても大切です。

抗不安薬はベンオジアゼピン系が主で、この薬はGABAをサポートしています。GABAを増強させています。
抗不安薬が止められない人は,GABAを十分に増やす必要があります。

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