アトピー性皮膚炎への分子栄養療法

Pocket

子供のアトピーは多い。なんとかしましょう。

例1:自分の子供の3歳で発症した。最初3年は除去食をしたが、一向に良くならない。
昨年から高タンパク食、鉄、B、Cを始めた。何度も挫折しながら続けた。
約1年でかなり改善もまだ肘と膝裏を掻いている。亜鉛を追加。
その後2ヶ月、現在はほぼ完治した。
食べ物アレルギー、花粉症もひどく、小麦、乳製品、卵、ナッツ類、他ほとんどでアトピーが悪化していたが
今は小麦以外はすべて食べている。

アトピー性皮膚炎は大きく3つの異常があると考える。
① 皮膚の異常:低タンパクと低代謝
② 免疫の異常:糖質過剰とビタミン不足
③ 心の不安定:自己否定的なマインド、愛情不足

皮膚の異常というのは、低タンパクにより皮膚の再生がうまくされず、質の悪い皮膚ができていること。

免疫の異常というのは、自分の皮膚に過剰に反応し炎症を起こし攻撃していること。

治療法は基本通り
①高タンパク食:いきなり始めると皮膚症状が出るので徐々に始めることを5g⇨10g⇨15g⇨20g⇨⇨⇨体重✖︎1gまで
②鉄
③ビタミンBC、(Dも:Dは免疫機能を調整する。アレルギー全般、花粉症にも効果あり)
④糖質制限 糖質は炎症を起こしやすくするので、減らすとかゆみ、腫れ、赤みが軽減していく
⑤亜鉛、マグネシウムというミネラルも皮膚には必要
⑥ナイアシンアミド:血流良くする  (飲めれば:逆にかゆみが強くなる人は無理に飲まない)
あと脂質をしっかりとる:チーズが一番オススメ、チーズは発酵食品でもあり腸にも良いので大量に取る。

これだけやれば確実に良くなる。

基本は体を作り直すこと。

皮膚と免疫の異常を作り直し元に戻す事。
はじめは、なかなか改善しなかったり、悪化したりするので不安になるが、続けることで確実に治す方法と確信している。
「体はタンパク質からできている」という王道の治療法です。

皮膚は4週で再生するものである。4週x3ターンぐらいは修復にはかかる。
つまり一度悪い皮膚を壊してから再生が始まる。

「アトピーの皮膚症状が出し切る」「出し切ると新たに綺麗な皮膚が自然に戻る」

これが修復過程の姿であり、ある意味脱皮をする必要がある。

アトピー症状は悪化のサインではない、皮膚は必死に再生しようとしているのであり、糖質過多によって免疫過剰が起こり
ひどくなっているように見えるのである

自分の皮膚を責めないこと、自分の体を責めないこと。

痒くてボロボロの皮膚はタンパク質などの材料が足りないことと糖質過剰による免疫異常が原因。

アトピー皮膚炎⇨かゆみ⇨不眠、イライラ、やる気低下の悪循環から

正常皮膚⇨ツルツル⇨気持ちいい⇨熟睡⇨自信、やる気、喜びのポジティブへ

私たちの体は生きている限り必ずよくなります。ご自身の体を信じて愛してあげてください。

親で子供がアトピーなら一生懸命、皮膚を触ってあげてください。
毎日、毎夜、優しく掻いてあげてください。
親の愛が子供に皮膚から伝わります。

補足
風呂に塩やマグネシウムのミネラルを追加も効果あり、皮膚にしみない程度で。
乾燥、ガザガザには保湿も一時的には必要。
日光にも徐々に当たる事。太陽は無償の恵みです。(日光過敏症の人は:食物油オリーブオイルも含めて止めてみてください)

あなたと、あなたの周りの人がよくなることを祈ります
気づいた人から始めてください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA