筋肉痛の原因は①乳酸の蓄積と②虚血による活性酸素障害
①乳酸の蓄積
筋肉内のエネルギー代謝でビタミンB(B1)不足の時
グルコース⇨ピルビン酸⇨アセチルCoAへ変換できずクエン酸回路機能低下(ミトコンドリアを利用できない)した時乳酸が発生する
またビタミンEにより排泄されるためE不足で蓄積する
②虚血による活性酸素障害
酸欠となると筋肉細胞が虚血に陥りその後の再灌流障害(活性酸素が発生)が起き、
筋繊維の膜(レシチン)が酸化され繊維の収縮がスムーズにいかず硬くなる
<肩こり・腰痛・筋肉痛対策>
①たんぱく質・レシチン補給
②ビタミンB、ビタミンE
③活性酸素対策(ビタミンC、セレン、銅、マグネシウム、CoQ10など)
<体を柔らかくしたい人>
体が硬い=関節が硬い人へ
ヨガやストレッチで柔軟体操の他、ナイアシンで関節の柔軟性改善する
ナイアシン+柔軟体操
<ちなみに>
筋肉は筋肉細胞内の繊維(たんぱく質)が太くなったり細くなったりする。細胞の数は変わらない。
筋繊維:アクチンフィラメント、ミオシンフィラメントの2種類
筋細胞の種類
白筋(ミトコンドリア少ない):嫌気性解糖 瞬発力 コリの原因は乳酸:グルコースからピルビン酸へその後乳酸
赤筋(ミトコンドリア多い=鉄、酸素多い):好気性解糖 持久力 筋肉の膜(レシチン)の酸化によるコリ